ADSLを導入するまで |
私の職場では2001年1月26日にADSLを導入したのですが、これから、ADSLを導入
する方々のために、これまでの経緯をこのページにて報告させていただきます。
現状
最近パソコンも安くなったんで、知らない間に 端末が増えたり、更にホームページも公開してるんで、 インターネット の接続速度が落ち、快適とは言い難い状態。また、サーバーも複数稼動しており、プロバイダから割当てられた16個のIPアドレスは、既に使い果てしている。 |
ADSLに気づく 普段めったに見ないTVニュースでNTTが光ファイバーを安価に提供するサービスを開始すると聞き早速 NTTのページで光IP通信網サービスの提供条件を調べて見ると残念ながら、 提供エリアに入っていなかった。 本命は、これだと思いながらも、とりあえず同じページに有ったフレッツ・ADSLを見たところ なんと提供エリア内で、接続速度も1.5Mbpsということ。早速116番へ申し込むことにする。 NTTのフレッツ・ADSL以外にもイー・アクセス、大阪めたりっく通信(東京、名古屋)などが あるようだが、通信速度(下り)が1.5Mの中では一番安くて工事までの期間も早いようである。 |
実は、前から知ってたが ADSLの存在は知っていたが、収容局からの距離や回線状態によって利用出来ないことが あったり、通信速度が不安定であるとの噂を聴いていたので個人的には、あまり興味が無かったのだが、ものは試しで・・・・ ダメでも会社の金だし・・・ |
フレッツ・ADSLの申し込み アナログ電話と共用するタイプ(月額4,600円)と共用しないタイプ(月額6,200円)が有るが 会社には、アナログ電話が無いので今回は、共用しないタイプでの申し込みとなる。 月額6,200円でアクセス速度が上がるのであれば仕事の効率も上がり、安いものである。 2000年1月18日にNTTに電話をし、フレッツ・ADSLを導入したい旨を伝えると、なんと1月26日に工事可能との事、予想より早いので、ちょっと嬉しい。早速申し込みをすませてしまった。その時は、ほとんどなにも考えていなかったのだが、その後、ネットワーク構成を考えていろいろ調べ NTTに確認したい事があり、もう一度NTTへ電話。 (この時点では、ADSLモデムとか見たこと無いし、なにも調べて無かったので全く知識無の状態) |
NTTとの申し込みの会話
私 「接続に必要なものは、何か有りますか?」 まじで?って感じで、何度も確認しても、答えは同じ。仕方なく申し込みを取り消し、半信半疑のため インターネットで情報検索しPCi製のBRL-01という商品を発見。仕様を見ると、ローカルルーターの様である。 |
ルーターの購入 |
プロバイダへの加入 |
工事の人が来た 1月26日にNTTの工事担当者が2人来て、ADSL用のメタリック回線の設置工事をおこなった。 設置後、工事担当者が回線の接続試験を行うためにどこかに電話していたが、電話と共用 しないType2の場合、試験などは無いと言われたみたいである。 ADSLモデムの「ADSL」と書かれたランプが点灯していれば回線状態はOKの様である。 このADSLモデムには、 フロントにランプが4個 ある。左から電源の確認「POWER」、ADSLの 接続状態を示す「ADSL」、LANの接続状態を示す「LAN」異常上を示す「ALARM」である。 インターフェースは、10baseのポートが一つとモジュラーポートが一つと、電源スイッチがある だけで、かなりシンプルである。説明書などは、なにも無いらしい。(ちょっと寂しい) このADSLモデムの名称は「ADSL SB ATUR-E1」住友電工が製造したものの様である。 |
なぜか速度が出ない 設置が終わったばかりのADSLモデムに用意していたルーターを接続し、ルーターにプロバイダから教えてもらった設定情報を入力すると一発で見事に接続することが出来た。 早速データをダウンロードして試して見るとあまり速度がでない。80kbps〜300kbpsとかなり不安定である。 tracerouteで調べて見ると、やはりプロバイダ以降の反応が悪いようである。 データのアップロードとなると最高でも100Kbps程度である。 ISDN等と比べると早いとは思うが期待してただけに速度が出ないと非常に気になる。 やはり複数のプロバイダーと契約して様子を見るしかない。 |
他のプロバイダーで試して見る 接続速度を試すために、とりあえずバックボーンが太そうな大手のプロバイダから選択する事に。 OCNのオンラインサインアップで申し込みを行った。 申込み後から、すぐに利用が可能になるので、ルーターの設定をOCNに変更し試してみると、なんと下りで550Kbps〜 700Kbps 上りも350Kbps〜400Kbpsと満足できる速度である。 特に高速なADSLの場合は、プロバイダによってかなりの差が出るようであり、実際に利用してみないと分からない。 複数のプロバイダと契約するのは、無駄な出費であるが、勉強になった。 |
社内のネットワーク構成を変更 営業部のフロアー内の端末には、すべてローカルアドレスを割当て、一旦ルーターを介してから DIONスタンダードで運用するグローバルアドレスに収容する。 今回導入したADSLに接続したルーターのローカル側アドレスにも、既存のDIONスタンダード でのグローバルアドレスの一つを割当ててあるので社内の全端末からADSLを利用することが可能となった。 |
ASLを導入した後のネットワーク構成 ルーター1とルーター2は、ADSLルーターとして1万円台で売られている 「BRL-04」であるが |
フレッツ・ADSLを導入してから約9ヶ月、とうとうFTTHが・・・ フレッツ・ADSLを導入してから、約9ヶ月が経過しましたが、とうとうNTTのFTTH「Bフレッツ」も受付が始まり、 さっそく申し込みました。 計画しているのは、Bフレッツの「ベーシックタイプ」とプロバイダにインフォスフィアの「Biz Hikari 8」を組み合わせる事です。 100Mbpsの超高速回線で、グローバル固定IPで運用できるとなれば、まさに理想の環境となります。 ですが、NTTの担当者が10月には下見をすませて、工事が開始されたのですが、ビル内の配管にうまくケーブルが 通らないようで、工事がストップした状態です。現在NTTと工事業者で相談中のようなのです・・・・ |
ならば、フレッツ・ADSLで Bフレッツの工事が進まない状態ですが、「フレッツ・ADSL」に対応した固定IPプランのサービスがOCNからも登場しました。 現在、DIONスタンダードも利用中ですが、会社の回線の上り速度は、約400Kpsでていますので、フレッツ・ADSLに固定IPを 組み合わせると、サーバー用途としても断然、高速で利用できます。 そこで、「Bフレッツ」が導入不可能になる可能性も考えて、OCN ADSLアクセスIP8/IP16「フレッツ」プランの導入を準備中です。 固定IPアドレス8個で月額 11,800円、固定IPアドレス16個で月額 23,100円ですから、フレッツ・ADSLのコストとあわせても現在のDIONスタンダードより やすくなります。 回線の上り速度は、こちらで測定可能です → BNR スピードテスト |
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